ちょっといい自分を創るコツ(16)「場を作る」

こんにちは、くらです。

人生には色々なことが起こります。

でも、
それを一つ一つ、
自分なりに、
あるときはぶつかり、
あるときはかわし、
あるときは挑み、
あるときは諦め、
そうしているうちに、
自分なりの歩き方ができて来るのではないでしょうか。

本、TV、Webなどを通じて、
様々な人が、
その人の人生を語る機会が、
今とても増えているような気がします。

単なる成功物語だけでなく、
生い立ちや、
先祖代々にまつわる話など、
その範囲はとても広くなっています。

色々な方々の話を聞いて思うことがあります。

成功とは、
人によって、
全て定義が違うのではないか。

社会的な名誉を獲得する、
大金持になる、
困難な目標を達成する、
組織で認められる、
・・・・・・

などなど、
人によって、
成功の意味が決められているような気がします。

そして、
本やTVなどで成功者として紹介される方々は、
これは私の勝手な判断で、
全てに当てはまるわけではないと思いますが、
成功しよう、
と思って成功したというよりも、
目の前の道を、
自分で決めて、
只管(ひたすら)歩んだ結果、
いつの間にか、
成功を獲得していた、
という方が多いように感じます。

そして、
その方々に共通しているのが、
他の人が幸せになれる場を提供している、
ということ。

例えば、
電気、水道、ガス、家屋、舗装道路、
などのインフラを始め、
車、電車、飛行機、TV、パソコン、スマホ、など、
あらゆるハード、ソフト、
あるいは、
銀行、郵便局、学校、警察、消防署、
そして様々な企業、などなど、
我々の周りに当たり前のようにあるものは、
我々人間の安全で暮らしやすく、
向上できる場を提供しています。

そして、
それらの大本は、
それが必要だと思った人たちがいて、
それを実現した結果、
現代の我々がその恩恵に携わっているのです。

もちろん、
その中にはお金や権利、
私利私欲が動機で動く人もたくさんいたかもしれません。

でも、
私利私欲で動く人だけでは、
社会は成り立っていかないのではないか、
と思えることが、
世の中には結構存在すると感じます。

自分の人生をどう生きていくかは、
その人自身が決めることで、
どんな人生になろうと、
その人の思いや考え方次第、
つまり、
全て自分の責任である。

自分がいて、
他人がいる、
その場を、
どう形作っていきたいか、
自分に問い続ける、
それがその人の生となります。

「我々が人生の意味を問うのではなく、
 我々自身が人生に意味を問われている。」

「夜と霧」の作者、
ヴィクトール・フランクルの有名な言葉です。

なぜそれをやるのか、
なぜそれが自分なのか、
簡単に答えは見つからないかも知れませんが、
常に我々は自分に問い続けながら、
今を、
自分で、
体験していく必要があるのだと、
自分に言い聞かせながら、
日々を生きていくことが大事なのではないでしょうか。