こんにちは、くらです。
「ちょっといい自分」とは、
「得意なこと、できること、
などの能力・スキルに限らず、
性格や価値観、考え方、感じ方、行動の仕方など、
普段自分では気づいていない、
もしかしたら自分では取るに足らないと思っている部分を含めて、
本当は自分にとっては掛け買いのない宝のような自分」
のことをここでは意味します。
前回の続きです。
今、目の前のこと、
そのことに集中する、
ということを前回お話しました。
人間は、
生きていると、
どうしても周りが気になります。
特に、
内気な人にとっては、
周囲の目は気になります。
自分がやっていることはどうなのか、
受け入れられるのか、
ばかにされるのか、
こんなことしたら、
もう相手にされないのでは、
今までの関係が壊れるかも、
など、
どうしても他人の目が気になります。
人の評価が怖い、
これは、
人の評価など全く気にしない人、
多少は気になっても、
自分のやりたいことを、
難なくできる人にとってはあまり理解できない、
内気な人間の共通点かもしれません。
私は、
他人の目が気になることを、
否定する必要はないと思ってます。
性格的に、
もしくは生育的に、
そのように育った環境に原因があるかもしれませんし、
長い間身につけていることを、
人はそんな簡単に手放すことはできないと思います。
ならばどうするか。
人の目を気にする自分を、
「ああ、気にしてるな」と気づきながら、
それでも目の前のことに、
できれば楽しんで、
集中してみませんか、
ということなのです。
内気な人は、
人の目を気にする分、
一度のめり込んだら、
とことんやってみる、
という方も多い気がします。
人の目を気にする、
ということは、
完璧主義とまではいわなくても、
ある程度、
レベルの高いことを、
自分自身に求めているということです。
特に、
自分の好きなことなら、
いい加減なレベルでは、
内気な人はきっと、
納得できないことが多いと思います。
ならば、
とりあえず、
人の目を気にしながら、
目の前のことを、
楽しみながらできる方法を、
自分なりに考えて、
やっていければ、
こんなにすばらしいことはないですよね。
方法の一つは、
自分なりのレベル、
つまり、
目標を設定すること、
これは、
ちょっといい自分を知る(その1)、
でお話したことです。
そして、
次に必要なのが、
現状を受け止める、
ということです。
今の自分の現状と、
自分が目指したい目標と、
いったいどれくらい差があるのか、
自分で見極めるためにも、
まず、
自分の現状を、
そのまま、
あるがままに受け止めてみることを、
是非意識してみてください。
ちょっといい自分を知る(その4)
・・・「現状を受け止める」