ちょっと内気な営業マンの傾聴力-「自分を聴くーMBTI(その1)」

こんにちは、くらです。

これまで、
「相手を聴く」ということについて、
色々お話してきました。

今度は、
「自分を聴く」ということについて、
新たに考えていきたいと思います。

性格、タイプ、というと、
どうしても型にはめた、
決め付けた捉え方をしてしまいがちですが、
そうではなく、
自分の思考、感情の癖を知ることで、
より円滑なコミュニケーションをとっていくことを、
特に内気な営業としては意識することが大切です。

性格、タイプというカテゴリーでは、
ユングの「タイプ論」、
そこから発展してきた「MBTI」があります。

また、
「ソーシャル・スタイル」としても知られている、
「4つのスタイル」というものがあります。

まず、
この2つについて、
一緒に考えていきたいと思います。

自分を聴く「MBTI(1)」
MBTIとは

MBTIとは、
Myers-Briggs Type Indicatorの略で、
スイスの心理学者ユング(C.G.Jung)が提唱した、
心理学的類型論(タイプ論)がベースになってます。

米国人親子、キャサリン・ブリッグスとイザベル・マイヤーズが、
約20年を費やして開発した性格検査です。

人の多様性や自分自身の理解をするためのメソッドとして、
現在、世界で最も用いられている検査です。

この検査は、
50年以上にわたる歴史があり、
現在、30言語に翻訳され、
50カ国で利用されてます。

特に、自己理解、他者理解、
キャリアカウンセリング、など、
さまざまな場面で利用されています。

日本へは、
日本人の文化や心性をふまえ、
10年以上の研究開発を経て、
2000年9月から導入されています。

MBTIは、
性格の
良し悪しや能力・スキルの有無をみるものではありません。

MBTIに回答した本人が、
自分のMBTIの結果を参考にして、
有資格者(MBTI認定ユーザー)の支援のもと、
自分で自分の理解を深めながら、
検証していく過程を重視するメソッドです。

他社と比較した自分ではなく、
その人固有の性格に焦点をあてて、
自己理解を深める支援ツールです。

ちなみに、
私も昨年(2014年)、
MBTI認定ユーザーの資格を得ております。

このMBTIで、
どうやって自己理解を深めていくか、
一緒に考えて行きたいと思います。