こんにちは、くらです。
この世の中で生きていくためには、
どうしても、
様々な不安に対峙しなければなりません。
なかでも大きな不安の一つが、
歳を取ること、
ではないでしょうか。
歳を取ると、
色々なことが不安の種になります。
定年後の不安は、
金、健康、孤独、
の3つ(「定年後の3不安(3K)」)に集約される、
という考えがあります。
(「定年後不安」大杉潤(角川新書))
この本の中で大杉さんは、
定年後の3つの不安を解決する方法として、
生涯現役で仕事を維持していく、
ということを提案されてます。
私もその考えに賛成です。
人生が終わるとき、
そのときまで、
自分の仕事、
あるいは使命を全うすることに、
意識を維持できるなら、
そんな幸せなことはないのでは、
と思うのです。
これは、
仕事に人生をかける、
なにごともやるべきことを全うする、
ということだけを意味するのではありません。
もちろん、
自分のやるべきことがあって、
それを常に考え続け、
寝てもさめてもそのことばかり意識する、
ということも、
人生にとってはすばらしいことかもしれません。
でも、
本当にすばらしいのは、
そのことを意識しないでそうなっている、
ということなのです。
簡単に言うと、
それをしているのが、
本当に楽しくてしかたない、
いつの間にか、
自然にそうなっていた、
という状態が、
人生にとって、
一番すばらしいことなのではないか、
ということなのです。
仕事をするにしても、
人生の使命を全うするにしても、
それを心から楽しむことができるなら、
そこに不安が邪魔する余地はないのだろう、
そう思うのです。
とはいっても、
お金もない、
健康も自信がない、
友達もいない、
という人生は、
とても辛いものでしょう。
その不安を解決する方法の一つとして、
生涯現役であること、
があるのです。
そして、
生涯現役であることの条件として、
「それを楽しむこと」、
がとても重要になってきます。
では、
生涯現役を楽しむためには、
なにが必要か。
このことについて、
一緒に考えていくことにしましょう。