「ちょっといい体の話」カテゴリーアーカイブ

自信をもつためのすごいアドリブ力の本!012「自律神経をコントロールするアドリブ力」

こんにちは、くらです。

自律神経の作用によって、心臓が強く鼓動したりゆったりしたりします。

最近、心臓の鼓動がかなり速くなっている気がして、測ってみたら、全然普通でした(笑)。

これはどうしたことなんだろう、と思っていたら、答えのヒントが書いてある本がありました。

「ここでお話しするのは、時々起こる短時間の動悸の発作ではなく、あなたが毎日、つねに感じている心臓の『ドキドキ感』についてです。
心臓が強く脈打っているように感じられる。脈が速いように感じられる、鼓動がジンジンと身体に響くように感じられる、心臓がブルブルと細かく震えているように感じられるといった症状がこれにあたります。もしかするとあなたは心臓が実際に速く動いていると思っているかもしれませんね。『ドキドキする』という言葉からも『普通より速い』という印象がします。でも、実際に、秒針のついた時計を見ながら測ってみるとわかりますが、あなたの脈拍が一分間に百以上だということはまずありません。たまには百二十という時もあるかもしれませんが、そんなことはまれです。実際のところ、あなたの心臓が、ほかの健康な心臓と比べて働き過ぎだということはおそらくまずありません。違っているのは、あなたの神経がほかの人に比べて過敏になっていることだけです。つまり、心臓の鼓動に対して敏感になっているために、一つ一つの鼓動を『感じて』しまっているだけです。不安を抱えながら、一回一回の鼓動を耳を澄まして待ち受けていたら、神経過敏状態が続いて当然です。」
(『不安のメカニズム』クレア・ウィークス(筑摩書房)より引用)

要するに、気のせいだった(笑)。

でも、色々考えてしまいます。そんなときは、この本の内容を思い出そうと思います。

Stand fm始めました。良かったら聞いてみて下さい。
https://stand.fm/channels/60389bcf85b142d0d81f850d?fbclid=IwAR20GWxhsnoewjTO5VbzQiesdjbMCO4PMRTPxLOGSL9gmE4iYuPw1OfOZpA

ギター弾いてみたい方、こちらもよろしく。
http://guitaronji3.seesaa.net

こちらもよろしかったら。
https://note.com/adlibkura

ちょっと内気な営業マンのための、ちょっといい身体の話4-風邪ひいちゃったらどうします?

こんにちは、くらです。

風邪っぽかったんですが、
完全に風邪になりました(笑)。

この一週間、
朝から晩まで、
あるシステムの研修がありまして、
講師は同じ会社ですが、
3人とも海外の本社関連部署から来ている外国人、
つまり、
5日間ずっと英語で研修を受けてました。

オブザーバーとして、
日本人で、
ずっとアメリカに住んでいた人が、
こーディナイト兼、
通訳でいてくれたのですが、
全てを通訳するわけではなく、
こちらの質問や、
大事な部分のやり取りを通訳してくれるので、
些細な日常会話は、
自分たちに任されるのでした。

私は英語はどちらかというと、
ずっと好きで、
音楽も海外の音楽が中心でしたので、
英語に対する違和感はないのですが、
それにしても、
会話が分かりませんでした。

今更ながら、
英会話はもっとやらねば、
と思った次第です。

風邪のはなしですが、
研修中、
咳が出そうになるのを、
水やお茶で流し込んで我慢し、
鼻が出そうになると、
自分の机にいって鼻をかむ、
そんなことの繰り返しで、
長い一週間が終わりました。

風邪薬(一般薬)を飲むと、
午後の開始頃は、
眠気との戦いです。
(死ぬかと思った(笑))

気がつくと、
いつの間にか目をつぶっている、
ということが何回もあり、
コーヒー、お茶、ミントをたらふく、
飲んだりかじったりしたので、
気分が悪くなり、
それでやっと目が覚めていられる、
という事態でありました。

風邪薬に入っている、
解熱剤や抗ヒスタミン剤は、
とてもよく眠れる薬です。

仕事中はできるだけ、
飲まないよう我慢するのですが、
今回は研修で、
しかも鼻をすするのはご法度の、
ヨーロッパ人がいましたので、
薬の力を借りて、
何とか抑えてました。

営業でも、
風邪を引くと、
相手によっては、
病人が来るところではない!、
と訪問禁止に近い状態になるところも、
きっとあると思います。

症状を抑える薬を飲まざるを得ないことも、
きっとあると思います。

引いてしまったらしかたのないことですが、
風邪だけは、
なんとか予防するしか、
今のところ、
ないですよね。

のどが痛いときは、
生姜湯か、
はちみつに大根の短冊を入れて置いた、
エキスがとてもいいようです。

今回、
私は、
ロキソニンに助けてもらいました(笑)。

ちょっと内気な営業マンのための、ちょっといい身体の話3-風邪っぽいときどうします?

こんにちは、くらです。

久々に、
風邪っぽい感じです。

3日前の午後2時くらい、
会社でPCを使っているとき、
突然、何の前触れもなく、
のどが痛くなりました。

しかし、
よく考えてみると、
前触れはあったのです。

私の場合、
風邪を引く直前、
ほとんど例外なしに、
めちゃくちゃ眠くなるのです。

朝3:30に起きてますので、
午後はそれでなくても、
とても眠いのですが、
風邪を引く前兆のときは、
レベルが違うのです。

はっと気づいたら、
目をつぶっていた、
という感じ(笑)で、
気づいたら、
すぐに周りを見渡して、
誰かに見られなかったかしら、
と緊張の場面を、
懲りずに繰り返すのでした。

そのときも、
いつの間にか目をつぶっていて、
はっと気づいて回りを見渡し、
ほっとした次の瞬間、
のどが痛い、
と気づきました。

風邪と眠気に関しては、
サイトカインによる、
という説があります。

ウイルスや細菌が身体に進入すると、
色々な生態防御機構が活発になり、
その中の主役である、
白血球がとても活発になります。

この白血球により、
サイトカインという物質が作られ、
熱が出たり、
免疫が更に活発になったり、
眠気が出たりする、
といわれています。

私はいつも、
眠気が異常になると、
自分の身体の中が、
サイトカインでいっぱいだあ、
と考えることにしてます。

自分の身体の中の、
通常の免疫力で、
ウイルスや細菌を抑えることができるなら、
そんなに熱や眠気は出ないのではないか、
つまり、
熱や眠気は、
通常以上にサイトカインが産生されて、
血液の中がサイトカインで一杯(高サイトカイン血症)、
という状態になっているのでは、
と考えます。

ですので、
白血球の異常な状態を抑え、
通常に戻すためにも、
早めに市販の風邪薬を飲みます。

市販の風邪薬は、
風邪を引いた後では、
飲んでも遅いのでは、
と思ってます。

もちろん、
症状の緩和には役立ちますが、
ある期間、
ずっと飲み続ける必要があります。

ですので、
私の場合、
医学的根拠は薄いかもしれませんが、
異常な眠気がきたら、
すぐ風邪薬を飲むことにしてます。

しかし、
風邪薬自体も、
含まれている抗ヒスタミン薬の作用により、
かなり眠たくなるので、
下手をすると、
熟睡状態になる危険性(笑)がありますので、
もし、自分も事前に風邪薬を飲んでみようと、
今考えていらっしゃる方は、
そのことを含んで、
気をつけて服用するようにしてください。

風邪は予防が第一です。

ちょっと内気な営業マンのための、ちょっといい身体の話2-風邪をひくと何で熱が出るの?

こんにちは。くらです。

風邪をひくと熱が出る場合があります。

なぜか?

ホメオスタシスという言葉をご存知の方も多いのではないでしょうか。

身体の内部環境を一定に保つ、
いわゆる「恒常性維持」を意味します。

人間の身体はホメオスタシスによって、
なるべく身体の内部環境を一定に保つように、
色々な機能が働いています。

風邪が引き起こす”熱”もその一つです。

「熱が出たら、それだけでもう一定ではないでしょう?」

いえいえ、
熱が出るから一定に保てるのです。

その前に、
人間の体温はほぼ一定に保たれてますね。

36~37℃前後に常に保たれているのはなぜでしょう?

「神様がそう決めて、そう作ったから。」

正解です(笑)。

未だにその理由は分かっていないのですが、
37℃くらいだと、
身体には都合がいいことが多いのです。

人間の身体には様々なタンパクがあり、
その中に酵素というタンパクもいっぱいあります。

この酵素のおかげで、
我々は食べたものをエネルギーに変えて、
生命を維持していけます。

その酵素が活発に働けるのが、
この体温37℃以上だといわれています。

この温度はどこで調節されているかというと、
脳の真ん中に間脳という部位があり、
それがさらに視床と視床下部に分かれます。

この視床下部のほうに、
体温調節中枢という機能があります。

この部位で、
人間の体温は一定に保たれています。

風邪をひくと、
白血球から色々な物質が出て、
この体温調節中枢に作用し、
保つ温度を上にずらしてしまいます。

つまり、
なにもないときは36~37度に保っていますが、
この白血球からの働きかけにより、
保つ体温を37度以上に変化させ、
結果として熱が高くなります。

これが発熱です。

この発熱は、
身体にとってどんなメリットがあるのか。

先ほど述べた酵素の働きが活発になること、
そして、
白血球の働きも活発になり、
更に、
ウイルスの働きが抑えられる、
といわれています。

発熱は、
ホメオスターシスの一つである、
ということがお分かりいただけたでしょうか。

ちょっと内気な営業マンのための、ちょっといい身体の話1-風邪に抗生物質は効くの?

こんにちは。くらです。

風邪を引いてお医者さんに行ったとき、
抗生物質を出してくれることがあります。

抗生物質と、
一般の薬局で売っている風邪薬とはどう違うんでしょうか?

一般的に風邪薬といわれているものは、
風邪の症状を緩和する、
いわゆる対症療法を目的とした薬です。

つまり、発熱、咳、咽喉の痛み、痰(たん)、
などの、風邪になったときの身体の反応を抑えるものです。

この身体の反応は、
身体が外敵から自分を守る、
防御反応の現れでもありますので、むやみに押さえつけるのもあまりよくないのですが、
そのまま放置しておくと身体にとってダメージが大きく、
特に子供やお年寄りの方はもちろん成人の方も、
場合によっては肺炎などの合併症を引き起こす可能性もありますので、
症状が激しくならないうちに抑える必要があります。

一般薬局で売っている風邪薬は、
これらの身体の防御反応が激しくならないように抑えるものです。

では、
抗生物質はどんな目的で使うのでしょうか?

そもそも抗生物質とはなにかというと、
実はもともと細菌(大腸菌とか)が作る物質として発見されたものです。

細菌がほかの細菌の増殖や成長を抑える物質を作っていることが分かったのですね。

つまり、
抗生物質は、
細菌の感染を抑える目的で使われるのです。

ですので、
細菌以外の病原微生物であるウイルスや真菌(水虫の原因菌)などには効かないのです。

風邪の原因はなにか。

ほとんどがウイルスですね。

じゃあ風邪に抗生物質投与してもだめじゃん?ということになります。

ウイルスをやっつけようと思って抗生物質を投与しても、
それは無意味ですね。

ただし、
風邪の症状(炎症反応といいます)のなかで、
咽喉の痛みや腫れが強くなると、
身体の防御が十分効力を発揮できないで、
細菌が増殖する、
いわゆる合併症が起こるのです。

そのままでは益々炎症が激しくなり、
組織が壊れてしまいますので、
細菌がそれ以上増殖しないように、
抗生物質を投与することがあるのです。

自分の身体の反応を知ることは、
自分の健康をしっかり維持することにつながるので、
今自分の身体がどんな反応を示しているのかを意識することが、
自分の身体を自分で守ることにつながるのです。

普段、
あまり意識していないことでも、
ちょっとした反応などに意識を向けるだけでも、
自分の身体を健康のまま維持することになるのです。

ちょっと調子が悪いな、
と思ったとき、
自分の勝手な判断で決め付けず、
自分の心に聴いてみて、
お医者さんか誰かに相談するなど、
適切な判断と行動に心がければ、
自分の身体のコントロールが身についてくるのです。

様々な判断は、
様々な理由や根拠から生まれます。

そして、
これがアドリブの世界。

創造は、
歴史を理解して、
初めて生まれてきます。